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生業の記事 (1/4)

AmebaTVに、生出演してきました。

大変ご無沙汰をしています。
2019年は意外と書き物が多くて、紙媒体でも新しい連載を手掛けたので、ブログはさぼりっぱなしだったが、久しぶりにテレビに出たことをご報告。
2019年版のミシュランガイド東京で、「すきやばし次郎」と「鮨さいとう」が三つ星を失ったばかりではなく、ガイド本に掲載もされなかった。さまざまな憶測も飛んだが、ぼくはフェイスブック上にて、この二軒は店内に化粧室がないとの共通点があり、実はそれも外された理由のひとつではないか、との持論を展開した。

すると、それをたまたま読んでいたAmebaTVのディレクターから、今度、日曜12時の情報番組でミシュランを取り上げるので、コメントをもらえないかと依頼がきた。そんなわけで、放送前日の土曜日、AmebaTVの強力会社であるテレビ朝日に出掛け、そこの会議室でディレクターの質問に答える形でコメントした。それで終わりと思っていたら、その日の夜にディレクターから電話があり、コメントが面白くて編集しきれないので、明日の生放送に出てしゃべってくれませんかという。その日の昼は、妻とランチの約束をしていたが、光栄なことなので妻に詫びて、番組にお邪魔することにした。

リハーサルをするというので、10時半入り。ちゃんとぼくの名前が書かれた楽屋があり、弁当やらお茶やらコーヒーやらティッシュやら。一応、きちんとした出演者として扱われている。
司会は千原ジュニアさんとテレ朝の女子アナ。ジュニアさんの立ち位置にフロアのディレクターが立って、その場で台本を渡されての意外と綿密なリハーサル。台本を見ながらでいいと言われたが、質問事項がスタジオのテレビモニタに出るので台本は不要だし、もとより日々考えている得意分野であり、質問にはよどみなく答えたらディレクターは安心したのか解放されて本番まで待機。

スタジオはテレ朝一階にあるガラス張りの広い空間で、ガラスの向こうには、けっこうな見学者もいて、いやいや本格的な番組やん、とちょっとうれしくなる。コメンテーターには、井筒監督、不倫で辞任し最近出まくってる国会議員夫妻、芸人、編集者、水商売経験者の作家?など、出番前にスタジオの脇で進行を聴いてると、多彩で多才な面々。元議員夫妻以外は、ほとんど台本を逸脱した展開で、それをさすがのジュニアさんが脱線させつつもうまく仕切っている。さらにワクワクしてきた。

いよいよミシュランの特集が始まり、初めて見る導入のVTRに、昨日収録したぼくのコメントも使っていただいていて、さあどうぞと参加。

あのリハーサルはなんだったのかと、まったくリハ通りには進行せず、ますますジュニアさんのトークや質問が冴え、コメンテーターも皆さん、持論を展開しながらフンフンと納得できる意見で、こりゃ楽しいなあ。

テレビの情報番組って、究極の会話巧者たちによる、恐ろしく高度な雑談なのだなと知る。
そりゃ、観るより出る方が楽しいに決まっている。

その番組は、こちら。


リセッ臭

ぼくは、ある場所での取材の仕事を、ここ6年ぐらい毎年引き受けている。
それは、東京ビッグサイトという大きな展示会場で開催されるトレードショーに出展するメーカーからの依頼。
日本を代表する大手メーカーで、そのトレードショーでも最大のブースを出しているのだけど、
他社の展示やステージ、出展の傾向などを、写真ととも詳細にレポートしてくれ、という依頼である。

実際には違うが例えていうなら、東京モーターショーでトヨタから依頼を受け、ホンダや日産のブースの取材レポートを作成する、という仕事。まあレストラン取材は日常なので、傾向の違う取材もこなせるし新たな発見もあって楽しい。最初はその年だけかと思っていたら、毎年ご依頼をいただいてすでに6回目を迎えた。

大きな展示会ともなると、各社のブースそばに小さなそのメーカー専用のスペースが設けられ、控室や備品置き場、担当者の待機・休憩場所となる。加えて、展示ブースで説明をする開発や営業がお揃いのユニホームに着替える更衣室にもなるのだ。

ぼくの仕事は、東京ビッグサイト内のカフェでもオフィシャルな休憩所でも、ノートパソコン一台あればできるわけだが、クライアントは、ぼくが取材してきた内容を打ち込むためのスペースを、一応その控室内に提供いただいている。

ただ、その場所は毎年更衣室を兼ねており、ぼくの背中側には、おっさんが使用中の服が大量に吊られている。
もうお分かりだろう。その匂いたるや、夜の新幹線状態、つまり加齢臭の温床となるのだ。
その部屋は、着替えの時間以外は女子社員が来場データを集計したり、お客様からの名刺を整理したりと細かな作業をしており、そんな女性陣からも「臭い」とのクレームが出ていたらしい。

ぼくも人のことは言えない世代だけど、確かに臭い。しかも頻繁に洗濯をすることがない背広ばかりだから余計だろう。
ということなのか、今年はその更衣室に、大量のリセッシュが持ち込まれた。

ぼくは最初、それがリセッシュの匂いだと気づかず、設置してあるサーバー他の熱で発せられる特有の臭気なのかなあと不思議に感じていた。当初はおっさん臭が回避されていいやと思ったものの、正直、長期間その場に居続けると、おっさん臭を上回るぐらい鼻につく。清潔感のない化学的な合成臭。
人間から発せられる匂いの方がよっぽど耐えられる、まさに「リセッ臭」なのだ。しかもおっさんたちは、自分の臭気に自覚があるのか、気の利いたサービスだと思うのか、この時とばかりにスプレーし、その量たるや異常なほど。展示会終了間際になっても、加齢臭に上乗せした化学的合成臭の立ち去ることがない。
それはそれで「リセッ臭」は凄いなと思ったけど、もっといえば怖いなあとも。

もう当分あの臭気は避けたい。というより、時折りすれ違う人から発せられる匂いに、あ、今、リセッシュしてきたでしょと分かる自分がバカバカしい。

Classic Rock Journey

あっという間に一か月が経ち、ページに広告が出てしまった。
毎年のことだが4月の前半は忙しく、後半はその忙しさの終了にかまけ惚けてしまうので、こんな調子である。

ということで告知です。
実は、2018年4月1日から、こしがやエフエムというコミュニティFM局で、Classic Rock Journey という音楽番組をやってます。日曜よる八時スタートです。

こちらは番組のフェイスブックページ。
https://www.facebook.com/Classic-Rock-Journey-195656551206085/

カナダトロント出身で、日本でギタリストやDJをやっている友人トーマスと、2人での隔週レギュラー放送です。

当然越谷を中心とした一部地域の方しか聴けないけど、スマホで聴いていただく方法があります。
またフェイスブックページには、放送終了後の収録内容をデータでアップしますので、そちらもチェックしてみてください。

実はずっとラジオの番組をやりたくて、食についての番組提案も過去にしたことがあったのだけど、食べることってやはりビジュアルがないとしんどいんです。なのでここは音楽で、しかも大好きなクラシックロック(1960年代後半から80年代まで)を題材として取り上げることができてラッキーです。
内容は、ぼくが英語ネイティブでプロのギタリストでもあるトーマスに、ガンガン専門的な質問をして、カレが答えるという流れ。といっても、トーマスの答えもぼくが用意していたりします(笑。

ラジオに出演しました。

テレビのロケを一年間やって身に着いた、というか必然的にそうせざるを得なかった結果の特技、というほどでもないけど、テクニックが、ぼくに加わった。
収録中にいろいろと今の話をしながら、頭の中では次に何を話すか考える、という技だ。

閑話休題、あるドラマーから聞いたネタ。
彼はずっと、ミュージックフェアーという土曜の夕方に塩野義が提供している長寿番組でドラムを担当していた。あの番組は30分だけど、収録は何本にもわたって行うそうで、その間出演するアーチストは、ロックもあればフォークも、そして演歌までと幅広い。
次々と曲調が変化する中で、一番大変なのはリズムをつかさどるドラムである。そんな要のドラムが、ついさっきまでドカドカとロックの音に合わせてたたいていて、次は演歌のスローなナンバーとなっても、どうしてもロックのときのリズムに引きずられタイミングが早くなってしまうというのだ。
そこで、その優秀なドラマーは、現在収録中の曲をたたきながら、ヘッドホンではずっと次に演奏する曲を聞く、という荒業で、リズムやテンポが前の曲につられることをしのいできた、というのである。
本当に、スゴイプロフェッショナルな話だなあと感動した。
そして、なるほど、とも思った。

そこで冒頭のテーマに戻るわけだが、そのドラマーの仕事ぶりを参考にし自分も、テレビの収録中には、リアルタイムにいろいろと話している最中に、次に何を話すのか頭の中で考えるという技を体得した。
普段そんな習慣がないので気づかないけど、やってみると意外とできるもの。
具体的に言えば、今、かつ丼の歴史について話している、その話をしながら、次にかつ丼の味についてあれこれこういう風に話そうと頭の中では考える、という感じ。

ところで先日、コミュニティFM局のラジオ番組に呼んでいただき収録をした。全部で三本録ったのだけど、そのうち二本は日本語、そしてもう一本は全編英語のみの放送だ。相手は同じでバイリンガルのDJ。彼が持っている日本語の番組と英語の番組にゲストで呼ばれた体である。

日本語の収録は、前に説明したように、今しゃべりながら次に何をしゃべるか考える手法で、かなりスムーズにこなすことができた。ところが問題なのは英語。今しゃべりながら次に何を話すか考えるのは同じ。
でもね。それを自分の貧困な英語力できちんと説明できるかまで見極めなければならない。
大変だ、時間が足りない。

食の話とか一通りして、音楽も好き、みたいな展開になって、好きなジャズミュージシャンは誰ですか、との質問が突然来た。なんでジャズ限定なんだ、そして次はおそらく、そのアーチストのどこがファンなの、と来るに違いないと予想。とすれば、単純に名前だけではなくそのアーチストの魅力も英語で伝えなければならない。

個人的にはジョン・コルトレーンが好きなのだけと、安易に答えて魅力も英語で語れるのか。あ、コルトレーンって、英語ではコールトレンと発音するんだったかな、うしゃー、こりゃだめだ。で、次に、あまり考えず、口からついて出たのがビル・エヴァンス。案の定、魅力はと聞かれ、白人らしい厳格さ、正確さみたいなことを言ったか。
およそジャズミュージシャンら対する賛辞ではないよなあ・・・。
うー、後悔しきり。

リーダーズ・グルメ

さて、もう一つ連載のご案内です(恐縮です)。

ある食事会で隣り合わせた男性が新進気鋭の会計士さんで、その方を中心としたグループにて、経営者向け情報に特化したウェブサイトを運営されてるのですね。
で、隣り同士自己紹介とかしながら、グルメのことを書いたりしてます等、そんなことを話していると、突然、うちのウェブサイトに連載をしていただけませんか、というご依頼。なんとも光栄なお話しで、お引き受けをすることになりました。

経営者の方に向けた情報サイトなので、お声をかけていただいた先生からは、そんな方々が参考になるようなお店がベターですね。というご希望でした。で、ここからは自分の企画なのですが、それなら、従来のようにお店や料理を紹介するだけではなく、そのお店の経営者からもお話を伺ってしまおう。つまり、レストランとして優れ、なおかつ経営的な観点からも興味を持っていただける、そんな二刀流のグルメ記事を目指そうと考えました。

まずは、株式会社ひらまつ。
東証一部上場の高級レストラングループ。そして一年前に、社長が平松シェフから、長らく各店で支配人を続けてこられた陣内さんに代わり、まさに第一回にふさわしい店を取り上げることができたかなと思っています。

リーダーズ・グルメ第一回
株式会社ひらまつ

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