2010年03月10日の記事 (1/1)

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"ツァラかく"

「ツァラトゥストラはかく語りき」という有名な交響詩をご存知だろうか。
哲学者ニーチェの同名の著作から得たインスピレーションでリヒャルト・シュトラウスが作曲したものだが、この交響詩の冒頭部分は、ダダダダーンと始まるベートーベンの「運命」に匹敵する程実は有名で、誰もが耳にしたことのある曲。

そう、スタンリー・キューブリック監督による映画「2001年宇宙の旅」にサウンドトラックとして採用されたのだった。この曲を聴くと、間違いなく気持ちが高揚し宇宙旅行に出発するような非日常の気分になる。そしてそれ以降、なにかが登場する場面をドラマチックに演出するために、様々なトコロで数限りなく使われてきた。

ぼくはイベントのプロデュースを生業としているが、イベントで最も気を使うというか工夫が求められる一つに、主催者の登場シーンがある。そしてこの「ツァラトゥストラはかく語りき」つまり「2001年宇宙の旅」は、「じゃ、今回も"ツァラかく"でいくか」みたいに短縮しても通るぐらい定番となっている。

つい先日も、ぼくがディレクターをしたわけではないけど、ある会社の創業○○周年記念式典の冒頭に流す会社の歴史を振り返るビデオで、地球のCGを背景にしてオープニング部分に使われた。というか正確には使われかけたにもかかわらず、社長が「今更2001年宇宙の旅でもなかろう」との一声で、完成版からやむなく音楽を差し替えたという綱渡りだったのだ。

ところで、朝のニュースショーでも突然"ツァラかく"が流れて、おやおやとテレビに目を向けたら、まさに定番の地球のCGをバックに新たに始まる事業仕分け第二弾特集の冒頭場面。耳慣れたとは言っても、よくできた音楽ゆえ朝のせわしい時間帯ですらつい袖を通す手を止める効果はあるなあ。

で、吸い寄せられて見たその第二弾の事業仕分け特集の最初に槍玉にあげられていた仕分け対象が、なんとぼくか過去に一度だけやったことのある官公庁の仕事で深くかかわった社団法人だった。

あああ、また次の仕事の機会があるかもしれないのに、仕分け対象になって予算を削減しないでほしいよなあ・・・。
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