2010年05月14日の記事 (1/1)

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江ノ電

東京に来て20年以上にもなるが、ぼくは関西人ゆえか、片手ほどしか湘南と呼ばれるエリアにプライベートで行ったことがない。そして鎌倉には、公私含め未だかつて一度も行ったことがない。

東京から横浜方面へのアプローチは、まさに大阪から神戸へのアプローチと同様である。ぼくは大阪から神戸~明石へのアプローチがとても好きで、それこそ大学生のころは毎週のようにクルマを走らせた。同じ感覚で、東京に出てきてすぐのころ、東京から横浜方面にクルマで向かったことがあったが、意外にも車窓は退屈で高速道路の使いにくさもあいまって、すっかり失望した。期待が大きかったのかもしれないが、横浜という街は、ぼくが思い描いていたイメージより平凡で、東京のベッドタウン的要素と京浜工業地帯の一角みたいな印象が残った。

ゆえに、それ以西の湘南というエリアに対しても、加山雄三~サザンで歌われているような、独自の個性やストーリーは描けず、敬遠して今に至る。

ただ、ぼくの生活環境の変化で江ノ電の腰越に行く必要性があり、初めて藤沢に降り立ったのが昨年。また、HAPAというハワイのアーチストのチケットをラッキーにもいただいたので、彼らを聞きにこの冬大船まで出かけた。たったこの2回。

そして好天に恵まれたGW。別の大切な目的があって3度目の湘南、江ノ島へと向かった。ぼくにとっての大切な目的は、ほとんどがレストランでの食事。今回も行きたいレストランが江ノ島にあった、というだけのことなんだけど。

でも、初の江ノ島である以上、♪江ノ島が遠く見える~とか歌いながら少し調べてみると、なんだかGW中は江ノ電が激混みで入場制限までやっており、60分~90分待ちらしい。鎌倉でも経由して江ノ島に入ろうかとか、GW唯一の観光気分は早々に崩れ去り、藤沢から江ノ島までは徒歩がいいとの結論に達した。
マップソフトで調べても、40分程度。

藤沢駅を降りると、その辺りからすでに江ノ電へ乗車する人たちの行列。さすがにネット情報の通りの混雑ぶりだ。

当初の計画で、藤沢駅近くにカレーうどんのうまい店があるとのことで、まずはそこで軽く腹ごなしをして歩き始める。もちろん江ノ島までの正確な道を知る由もなく、江ノ電沿いに歩けばいいか、とそんなノリ。

ふと、何度か江ノ電の車両が通り過ぎるのを見ると、あの大行列のわりには全く混んでいない。車内でつり革を持つ人はまばらなぐらいなのである。

そうかぁ。わかった!
入場制限というのは、一時の観光客のために地元民の足が奪われないための制限であり、決して満員ということではないのだ。そしてほどなく「藤沢」次の「石上」駅が見えてきた。ホームには地元民らしき方が何人かいて、ラクラクと乗れている。逆に言えば、一駅分(10分程度)歩けば、90分待つこともなく江ノ電に乗れるということなんだ。

やるなあ江ノ電って。ちょっと感動し乗ってみたくなった。そして、単純ながらそんな湘南ってイイトコロだと思った。もしかしたら周知の事実かもしれない。でも、あんなに並んでいるということは、意外と知られていないんだと思う。

でもその日は、カレーうどんで膨らんだ腹をへこませるためにも、江ノ島まで歩く方を選んだのは言うまでもない。
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