2010年12月25日の記事 (1/1)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

トナカイの鼻はなぜ赤いのか

無宗教の日本人にはほとんど縁のないはずのクリスマスである。
昨夜、クリスマスイブの夜に、たまたまアメリカ人とクリスマスについて話していた。日本人はクリスマスを友人や恋人同士で過ごし正月は家族とともに、が一般的だが、アメリカは間逆。クリスマスは家族とだが年末年始は友達と騒ぐものだそうだ。ゆえ、正月の六本木はガイジンたちで大騒ぎだという。

さて、そんなクリスマスのことを何気なく話していて、トナカイの鼻はなぜ赤いのか、という話題に波及。そしてここに至って、かなりガクゼンとした。単にぼくが知らないだけで多くの日本人はキチンと理解しているのかもしれない。でも、クリスマスが終わらないうちに、そのガクゼンとしたことについて、書いておきたくなった。


赤鼻のトナカイ、として、子供の頃から親しんできたクリスマスソングがある。この歌、どのようにして覚え、どのように歌っただろうか。そしてなぜトナカイの鼻が赤いのか、考えたことがあっただろうか。
(実に、トナカイという動物の鼻は元々赤いと思っている日本人も多いかもしれない)

ぼくなりにアメリカ人から聞いた内容を解説してみよう。
ここで歌いだす「真っ赤のお鼻のトナカイさん」の英語の歌詞には、トナカイにルドルフという固有の名前がある。この歌の英語のタイトルは、「RUDOLPH THE RED-NOSED REINDEER」赤い鼻のトナカイ ルドルフ、というものだ。

そして、ルドルフは、生まれながらにして鼻が赤いという特徴(いわば奇形)を持っていた。そんなルドルフの幼少時代は、鼻が赤いことから、からかわれ常に笑い者だった。

ところが、トナカイ最大のシゴト、サンタクロースのソリを引くという段になって、サンタクロースはルドルフの赤く光る鼻がライト代わりになることに気づき、ルドルフをソリを引くトナカイたちの先頭にすえて、全てのトナカイをリードする役割を与えた。

つまり、他とは違う体に生まれ、幼少時代に苦労や悲しい思いをすることがあっても、実は将来それが自分の個性となり、他にはできないすばらしいコトができるんだよ、と教えるストーリなのである。

それを踏まえて、「赤鼻のトナカイ」の日本語の歌詞を見てみると、

真っ赤なお鼻の トナカイさんは
いつもみんなの 笑い者
でもその年の クリスマスの日
サンタのおじさんは言いました
暗い夜道は ピカピカの
おまえの鼻が 役に立つのさ
いつも泣いてた トナカイさんは
今宵こそはと 喜びました


おそらく歌詞を見なくても、多くの日本人はこの歌が歌えるだろう。
ただ、子供の頃、この歌詞の意味を理解して歌っていただだろうか。また、この歌詞の意味を教師は教えただろうか・・・。


もうひとつ言えば、
この歌詞の日本語訳がヒドイ。

ルドルフという固有の名前を持つトナカイを「トナカイさん」とした結果、この歌がルドルフのことを歌ったものだという最大のテーマを、あいまいにボヤかしてしまったようだ。

ああ、アラフィフにして分かった、赤鼻のトナカイ ルドルフの人生。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。