2018年02月15日の記事 (1/1)

泰明小学校

泰明小学校の話題でもちきりだ(もう下火かな)。
泰明小学校といえば、「泰明庵」なる蕎麦屋の前にある学校、という程度の、
いつも通り飲食店と結びついた記憶しかなかったが、いうなれば銀座の真ん中に小学校がある、ということに歴史的価値と高級感を感じることは容易である。

制服(標準服?)がアルマーニらしい。
ぼくは今でも一番にオシャレな男だと尊敬する親友は、
大阪にまだアルマーニの直営ショップがなかった時代、一点モノを仕入れていたセレクトショップでバイトをしていて、
アルマーニというのは凄いカッコいいんだよとょく言っていた。

泰明小学校の校長も記者会見していて、内容は入ってこなかったけど、その堂々たる態度には、
ゆるぎない自信がすでにあるんだなあと感じた。つまり、外野が騒ごうと炎上しようと、
実際に購入する保護者への根回しは終わっている。顔にそう書いてあった。

当然騒がれること、ねたまれることも予想したであろう。
でも、校長にとって重要なのは、越境してまで泰明小学校に通わせようとする親たちだけであり、
この時代らしい、コミュニティの重要性と強固な関係を改めて知ることになった。
佐藤尚之さんが強く訴える新たな意味も、ここに具体化しているような気がする。

カッコ悪いありきたりの制服は着せたくない。
そんな制服を着て入学式の写真を撮るなど、もってのほかだ。
結婚式への列席など個人的な冠婚葬祭のときも、アルマーニを着せて連れていきたい。
改めて違う服を用立てるなら、8万円で揃うアルマーニは、安い以上に泰明小学校の生徒ではなくても欲しいのではないだろうか。

銀座の歴史あるテーラーこそふさわしいのではないか、という意見も多かった。
でも、それでは保護者にとって意味はないし賛同も得られなかったに違いない。
そして、シャネルやエルメスではなくてよかったと、個人的にも思う。
制服である。カバン屋ではだめなのだ。