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2018年12月の記事 (1/1)

2018M-1クランプリ

2018年のM-1グランプリは、「霜降り明星」という過去最年少コンビの優勝で終了した。
今年も面白かった。力が入ったなあ。
ぼくはお笑いのファンだし、とりわけM-1グランプリは、初回から今回まで欠かさず見ていて優勝者をすべて言うことができるかな。M-1グランプリは、優勝者がほぼすべてテレビの第一線に残っているエビデンス的なすごさがある。M-1グランプリが休んでいる間にフジテレビが開催した爆笑なんとかというコンテストの優勝者では、「ハマカーン」や「ウーマンラッシュアワー」がすでに消えつつあることを鑑みれば分かりやすい。

M-1グランプリは、他のコンテストに比べ審査員が格段に優れている。コンテストである以上素人の投票は(盛り上がるかもしれないが)ほとんど意味がない。
M-1グランプリでは、審査員を選んでいるメンバーこそがお笑いの本質を熟知している人間なんだろうなと感じる。

コンテストの使命は、才能の発掘だ。
M-1グランプリは、過去14回開催しているが、その中で「サンドウイッチマン」を世に出しただけで存在価値は十分にある。予選の審査員をどなたがやっているのか知るすべもないが、なんとか敗者復活までに残れば、優れた審査員によって、その才能は見出されるのだ。

昨年と今年、巨人師匠、松本人志、上沼恵美子、中川家礼二は変わらずで、小朝、渡辺正行、博多大吉を、立川志らく、ナイツの塙、サンドの富澤に代えた。これはすごく面白いんだけど、代わったメンバーは全員、昨年の大会で「とろサーモン」に投票した(中川家礼二を除く)。

繰り返すが、コンテストは才能の発掘であり、技量を競い合うこととは違うのを大前提とすれは、昨年の審査員も、たとえば博多大吉など、漫才の技量に関しては現役でも最右翼だと思うが、誰もが感じるやさしい人。それは渡辺正行とて同様だ。技量を斟酌してやさしい投票してはならないのだ。

そして今年、彼らの評価を聞いているだけでも、M-1グランプリが発掘であることに使命を覚え、炎上覚悟で臨んでいることをひしひしと感じる。お笑いを愛し、お笑いの向上を心から願っている、そんな人たちだ。感動した。

そして、サンドウイッチマン以来といっても過言ではない、全国的には無名の新人「霜降り明星」が発掘された。