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2019年01月の記事 (1/2)

紺のブレザー

年始にお目にかかった社長のお嬢さんがラルフ・ローレンにお勤めとのこと。
社員やその家族で使うような特別の割引カードをいただいた。
有効期限も迫っていたので、先週末、原宿にある「ラルフ・ローレン」のショップをのぞいてみることにした。
妻から、買いたいものもないのに、やみくもに行ってもしょうがないわよと言われ、いや、久しぶりにフラノの紺ブレを買おうかと思ってるんだよと伝えた。

自分の体形的にも、冬の万能選手であるブレザーは大好きだ。
現在もブルックス・ブラザーズのものを持っているし、POLOも、J.PRESSも、大学生のころから愛用していた。
ただ、ブルックスは生地がフラノではないので、久しぶりにブレザーの王道、フラノ地のものに袖を通そうと考えたのである。

天気のいい休日、散歩がてら徒歩で原宿に向かった。すごく大きな店舗なのは知ってたけど入るのは初めて。意外と混んでいる。店頭にディスプレイされたセーターとか、チラ見するとかなりお高い。
さすが、今でも人気があるんだなあと感心しつつ、ジャケットが下がっているようなコーナーを探す。

どうやらここかなとの一角。でも、ジャケットやスーツはあるけど、フラノ地はおろか、ブレザーらしきものが一着も見つからない。え、POLOにブレザーは置いていないのか。ラルフ・ローレンといえば、その人自体がいつもブレザーを着ているイメージだよ。

店のスタッフに、フラノのブレザーはどこですかと聞く。すると、店頭には出してませんとの回答。テーマをいろいろと考えてディスプレイや品ぞろえをしているので、ブレザーは出していないんですなどと、あまりにも納得できない説明。
あ、ストックから出してきますと言って駆け出した。

つい半年ほど前、アメリカのラルフローレンのアウトレットでは、棚一つすべてブレザーだったような記憶がある。欲しかったけど、たまたま自分に合うサイズがなかった。今回の割引券は、アウトレットで買うのと同じぐらいだよとの社長の言葉に、意気揚々とやってきたのだ。

ほどなくスタッフが戻ってきた。今あるのはコレですと、普通のウール地のものを見せる。
これならブルックスのブレザーを持っている。こいつはたぶん、フラノの意味も知らないようだ。

そんな時代か・・・。と天を仰ぐ。
トラッドと呼ばれる、伝統的なデザイン。今でもそれを好んで着ている。
ぼくの中でラルフ・ローレンは、その代表格だった。

寂しさだけを残し、店を後にした。