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2019年05月の記事 (1/1)

最近のCM

さほどテレビを観る方ではない、というか、ほとんどが録画されたものを観るので、CMはすっ飛ばすことが多いのだけど、最近気になることを。
まずは、ビールおよびそれ系の発泡酒。
どの会社のどの製品も、とりあえず流行りの芸能人が出てきて、やたら「うまい」と言うだけ。
世界のビールに接すると、日本の大手ビールメーカーがカバーするテイストは、その10%程度ではないかと寂しく思う。
それほど、ビールにはさまざまな味があり、そしておいしいものなのだ。
ビール会社が大手ばかりなだけに身動き取れないんだろうなあ。しかもほとんどの対価は、税金と配送費と広告宣伝費と酒販店や店舗に渡すキックバック(購入量に応じた報奨金)に消えるのだから、余った微々たる開発費での勝負だ。

芸能人が出てきて、パターンは様々なものの、ひたすら「うまい」と叫ぶ。それ以外の手法はないのだろうか。
そして、やたらうまいを連呼したら、未成年や子供は、ビールってそんなにうまいのかと、大いなる誤解も生む。正直、発泡酒や第三のビールは、たいしてうまい訳ではない。タレントも、自分って嘘つき、もしくは味音痴と思われたくないのか。

続いて、トヨタの物流部門がやってるCM。鮨屋の板場に立つ職人が、なにからいきましょうと聞いて、客がそれぞれ好みのネタをバラバラに言っても、それを間違いなくこなすということと、物流精度の正確性を組み合わせて表現しているのだろう。ただ、そのさまざまなネタコールの最後に「はまぐり」という人がいるのだ。

多少鮨をかじっているなら、江戸前鮨の流儀を心得ているなら、最初に「はまぐり」はないだろう。
というか、一流の鮨屋でもし最初にはまぐりを注文したら、職人はやんわりと変更を勧めるにちがいない。
CMを制作する過程で、少しでもそこに気づく人間がいなかったのだろうか。
日本の大切な食文化である。正確に扱ってほしいものだ。