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ツマの料理

押しなべて、自分と同業の皆さんはそーなのだと思うが、浴びせられる最大のクエスチョンとして、
365日毎日外食なんですか。大変ですね。である。
なのに、同じぐらいこんな質問も来る。
ご自身で料理をされるのですか。きっとおいしいだろうなあ・・・。

伊藤の場合、上記はいずれも違う。
独身時代は、ほぼ毎日外食で、外食しないときは自分で作っていた。
ところが結婚後、外食は週4日ぐらい(それでも多いと言われそうだが)、料理は一切作らなくなった。

理由はただ一つ。臆面もなく堂々と言おう。
ぼくの奥さんは、料理が大変上手でとても美味しいからだ。
その結果、外食の回数も減り、自分で作ることはなくなった。
極めて単純である。

拙宅のキッチンには化学調味料が一切ない。冷蔵庫にあるもろもろも、無添加・無化調である。あ、唯一「ぽん酢」ぐらいかな。旭ポンズだけは大阪人のソウル調味料ゆえ、どうしても手放せない。もちろん無化調のぽん酢もあるにはあるが。

立ち食い的なランチを含め外食での無化調は、かなりのレベルまでいかないと期待できない。自分はあくまでその点にはこだわるつもりもなく、無法地帯を認識、いや享受している。
また、自宅での食事が無化調なので、回を重ねるごとにその差が際立ち、無化調とはどういうものかについて、舌が敏感になる。ありがたい、うれしい習慣と経験だ。

かくいうツマは、料理教室はおろか、レシピ本を見ることもほとんどない。唯一参考にしているのは、上沼恵美子がやっている「おしゃべりクッキング」らしい。ただしこれは、関東ではお目にかかれない上沼恵美子のおしゃべりが楽しいからという理由で観ているのだろう。

なにしろぼくのツマは、日本国内はおろか世界中の優れたレストランに行っている。どう考えても、あまたのフードライターや料理研究家よりも、世界の料理に対する経験や体験は豊富だと思う。
それを職業にする気は一切ないので、自分の中で体系づけようとか変な欲張りはなく、感性のみが研ぎ澄まされ鍛えられるに違いない。

ああ、ここまでのろけると気持ちいいな。