ブランド豚

大阪に来ている。

昨年末、正月休みで大阪に帰ったら、母曰く、正月にぼくが来たら食べさせようと思って、食品会社の株主へのプレゼントで今話題のブランド豚を申し込んだと何度も繰り返した。本来なら正月休みの間に届くとの目論見だったにもかかわらず、ぼくが東京に戻るまでには間に合わず、残念残念と、こちらも何度も言っていた。

で、昨日顔を出すと、さっそくそのブランド豚の話になり、
「せっかく楽しみにしてて、やっと届いたのに、あかんかったわ」と言う。

どうしたん?と聞くと、「その豚肉は、ブランド豚かと思ったらどこかからの輸入物で脂ばっかりやねんで。身は全然あらへんし。失敗やったわ」とのこと。

はーん。と、気づいたので、見せてよとパッケージを確認すると、やはりイベリコ豚。

これはねー、とひとしきりイベリコ豚を解説。
脂も体には悪くないと言われていて、旨みもタップリあるんだよ、と。

実は母は少し食べてみたらしく、
「そうやなあ、確かに味はわるーはなかったで」と
負け惜しみも、何度も言っていた。