マクドナルドは、なせマクドなのか。

マクドナルドのことを、関西ではマクドという。
この事実はすでに広く知られてきたみたい。時折り東京でも、わざとマクドとの声が聞こえてきたりして(発音は「マ」にアクセントがありイマイチだが 笑)、マクドの浸透率も高い。

先日オーストラリア人から、なぜ大阪ではまくど(ひらがなで書いた方がニュアンス伝わりそう)というのかと質問された。

そこでぼくは、こう答えた。
マクドナルド、正確にはマクドナルズのことをマクドというのは、後半を略したわけではなく、実際に日本人、特に耳のいい(笑)関西人にはそう聞こえるからだと。

英語が発音通りに輸入され、ダイレクトな外来語となっている日本語は数多い。
レモネードがラムネ、ホワイトシャツがワイシャツ、マシンがミシン、アメリカンがメリケン・・・。

ところが、外来語を一言一句カタカナに置き換えるという愚行?が日常化し、正確なネイティブの発音と日本語のカタカナとが全く違う発音となってしまった。例えば、エコノミーとかコミュニケーションとか、それこそマクドナルドも、そのままの発音では決して英語ネイティブには理解できないのだ。

そこで、最初に戻ろう。マクドナルドのネイティブの発音は、極端に書くと、マックダーァナルズとなり、後半のナルズはほとんど聞きとれない。つまり、レモネードがラムネと聞こえた日本人には、マクダーァナルズがマクドになるわけね。

長々とくだらない理屈にお付き合いいただきありがとうございました(笑。

求人サイトの広告は必要か

時期が時期なのかもしれない。でも、あまりにも求人情報サイトの広告で溢れすぎていないか。
少なくとも、自分や自分の周りで仕事を探している人はいない。みんな真面目に与えられた職をこなしているし、転職する場合も、きちんと次の場所を決めて(もしくは紹介されて)そこに望む。

しかも求人情報サイトのコマーシャルは、そのサイト名を連呼するものばかりで退屈だ。
おそらく、どのサイトも差別化できる特徴がないのだろうな。
なぜ松本人志がリュージュに乗って叫ぶのか。バカリズムが着ぐるみ姿なのか、そもそもほとんどの日本人はindeedの意味を知らないに違いない。というか、英語で話していて、英語ネイティブからindeedという言葉を聞いた記憶がほとんどない。

いったいどれぐらいの人が、転職・バイト情報を必要としているのかは想像もつかない。
でも、まったくサービスの特徴を訴えることのないコマーシャルや駅のポスターに何の意味があるのだろうか。
そして、そこに投資されるお金も、すべては求人を実施する企業に転嫁されるのだ。

ウェブになって、冊子とは桁外れに制作費が安価、輸送コストもかからない。
だからといって、サイト名を連呼するだけのCMを大量に流す手垢にまみれた手法って、
時代と逆行している気がするなあ。

まりちゃん

まりちゃん、それは話題の、マリリンこと、カーリング日本代表、本橋麻里のことだ。
平昌五輪では裏方に徹し、コーチの立ち位置で支援し続けた。
本人が深夜にストーンを投げて氷の調子を確認していた事実は伝えられていたが、
最終的には映像にまで収められ、銅メダル獲得後の美談として各局が放映した。

メダルを獲得すれば、さまざまな裏話や過去のストーリーなどが華やかだ。
そんな中でただ一つ、ぼくが気になったのは、氷の上で戦った四人が本橋麻里を
まりちゃんと呼んでいたことだ。

年齢は五歳以上違う。オリンピックを二度経験した大先輩であり自分たちを北見に呼んでくれた恩人。
そんな立場の相手を「ちゃん」と呼ぶにあたっては、あくまで想像だが、
本橋本人が他のメンバーに、気安くまりちゃんと呼んでね、と頼んだのではないか。

そこが本橋麻里流コミュニケーションの原点であり、笑顔の絶えないチームを創る原動力となり、
日本、いや世界中の観客の心を打った魅力ではないだろうか。
ジャニーズ事務所が、先輩に対しても○○君と呼ばせていることも、意外とそんな理由があるのかもしれない。

いつも朗らかで声を掛け合い、どちらかというと氷上ではしゃいでるぐらいに見えた日本チームだが、相手チームのミスで勝利しメダルが確定した瞬間は、飛び上がるでもなく声を上げて喜ぶでもなく、態度がまったく異なっていた。
相手のミスを喜ばないのがカーリングの基本マナーともいわれる。自分たちの勝利が信じられなくて茫然としていると語ったアナウンサーもいた。

でもそこに、日本女性が本来持っている「美しさ」の頂を見た気がした。
そしてその美しさを築き上げたのが、本橋麻里さんだということも。

あ、ふと思い出したが、
宇野昌磨は、羽生結弦のことを、ゆずくんって言ってたか・・・。

泰明小学校

泰明小学校の話題でもちきりだ(もう下火かな)。
泰明小学校といえば、「泰明庵」なる蕎麦屋の前にある学校、という程度の、
いつも通り飲食店と結びついた記憶しかなかったが、いうなれば銀座の真ん中に小学校がある、ということに歴史的価値と高級感を感じることは容易である。

制服(標準服?)がアルマーニらしい。
ぼくは今でも一番にオシャレな男だと尊敬する親友は、
大阪にまだアルマーニの直営ショップがなかった時代、一点モノを仕入れていたセレクトショップでバイトをしていて、
アルマーニというのは凄いカッコいいんだよとょく言っていた。

泰明小学校の校長も記者会見していて、内容は入ってこなかったけど、その堂々たる態度には、
ゆるぎない自信がすでにあるんだなあと感じた。つまり、外野が騒ごうと炎上しようと、
実際に購入する保護者への根回しは終わっている。顔にそう書いてあった。

当然騒がれること、ねたまれることも予想したであろう。
でも、校長にとって重要なのは、越境してまで泰明小学校に通わせようとする親たちだけであり、
この時代らしい、コミュニティの重要性と強固な関係を改めて知ることになった。
佐藤尚之さんが強く訴える新たな意味も、ここに具体化しているような気がする。

カッコ悪いありきたりの制服は着せたくない。
そんな制服を着て入学式の写真を撮るなど、もってのほかだ。
結婚式への列席など個人的な冠婚葬祭のときも、アルマーニを着せて連れていきたい。
改めて違う服を用立てるなら、8万円で揃うアルマーニは、安い以上に泰明小学校の生徒ではなくても欲しいのではないだろうか。

銀座の歴史あるテーラーこそふさわしいのではないか、という意見も多かった。
でも、それでは保護者にとって意味はないし賛同も得られなかったに違いない。
そして、シャネルやエルメスではなくてよかったと、個人的にも思う。
制服である。カバン屋ではだめなのだ。

北の脅威

昨日、カナダトロント出身のミュージシャンと話していた。
彼はよく京都にもツアーに行くようで、つい先週、京都ツアーを行ってきたばかりという。

ライブの後京都観光や京都で打ち上げをした際、とても驚いたことがあったとつぶやく。
それは、彼の耳に、アメリカンイングリッシュがほとんど聞こえてこなかったというのである。

ぼくの耳ではかなり難しいが、ネイティブスピーカーにとって、今聞こえている英語が、イギリスなのか、アジアなのか、オーストラリアなのか、ノースアメリカなのか、聴き分けるのは比較的容易のようだ。
で、京都という日本最高の観光地には、間違いなく大量のイングリッシュスピーカーが訪れている。
彼曰く、何度も京都を訪れているが、こんなにアメリカンイングリッシュが聞こえてこないことは、過去になかったというのである。

トロント出身のカナダ人ミュージシャンはこう付け加えた。
それはひとえに、北朝鮮の脅威だと。自分の母国がいつ北朝鮮と一戦交えるか分からない緊張した状態で、最も隣国な日本は危険極まりなく、おちおち旅行などできない、というのが一般的なアメリカ人の感覚。ハワイへのアメリカ人旅行者も減っているという。

確かに昨年夏ハワイに行ったとき、アメリカのニュース番組でも北朝鮮のことを、極端に言えば日本以上に取り上げていて、ミサイルを打ち上げる映像を何ども流し脅威を煽っていた。そこまで深くて強いアメリカ人の関心事なのだ。しかもアメリカ人の多数は、戦争が始まる可能性を高く感じていて、隣国への旅行を控えている。

ベトナム戦争同様身勝手な話だなあと感じつつ、隣国で暮らすぼくたちにとっては、さらに恐ろしい。
大地震の前に、鳥が一斉に飛び立つ、そんな状況だろうか。